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法教育×小学生 法律クラブサポート -2024年2月16日-(千葉県流山市立小山小学校)

 千葉県流山市立小山小学校の「法律クラブ」にて法教育サポートとしてNPOメンバーが参加しました(写真:右側上下)。

 この「法律クラブ」は,保護者の特技を活かしたクラブを作りませんか?という同小学校PTA経由での提案に対し,ある保護者の方が応募して設立されたものでした。

 

 「法律クラブ」を主催するのは,4人のお子さんを持つお父さんである,元検察官の松尾宣宏弁護士(GIT法律事務所,写真:左上)で,昨年の6月から,小学校4年生から6年生を対象に模擬裁判や事実認定,模擬尋問など年間で全8回の活動を実施されています。

 

 今回の活動題材は尋問シミュレーション,子どもたちが,被害者の話の概要シナリオを基に,事件当時の状況を被害者から一問一答形式で聞き出すための質問作成をグループで行なっていました。サポートに入ったNPOメンバーも助言を行いながらいわゆる5w1hを用いて質問を考えていました。その後,子どもたちが被害者役の先生2名に尋問を実践し,教室は大盛り上がりでした。

 

 当団体は本授業を一例として,弁護士と学生が協働で実施することで法教育の可能性を広げたいと考えています。弁護士の専門性と経験,学生の新鮮な視点とアイデアが組み合わさることで,より幅広い層への効果的な法教育が実現可能となります。


【参考:全国が注目する流山市立小山小学校のPTAの取り組み】

任意組織のPTAですが、会費の支払いや活動については、半ば強制というところも少なくありません。しかし、このPTAでは、保護者が選択することができます。活動はボランティア制にして、そのつど、やりたい人を募る形です。また、デジタルツールを新たに導入することで、双方向のやりとりができてスピード感がある発信や情報共有を実現したのです。

こうした取り組みの結果、“やらされ参加”でなく“意欲的な参加”が増えたといいます。PTAのデジタルツールに登録する保護者は、全体の8割に上りました。

〜中略〜

さらに、保護者が自分の特技をいかしてクラブ活動のサポートに入るケースも。

「花育クラブ」 …講師は花屋でガーデンプランナーのお母さん

「アロマクラブ」…アロマセラピストのお母さんが大活躍

「法律クラブ」 …弁護士のお父さんが模擬裁判を開催

他にも「バドミントンクラブ」や「ヘルスバレークラブ」など保護者が補助的に参加するものもあります。




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